アーカイブ 2009年11月
* 障害者雇用率、1・63%
2009年11月29日 . カテゴリ ニュース.
厚生労働省の調査によると、全国の民間企業で働く障害者の全労働者数に占める割合(障害者雇用率)が、 6月1日時点で1・63%と過去最高になった。従業員1,000人以上の大企業は、平均1・83%となり、法定雇用率(1・8%)をはじめて超えた。
障害者雇用促進法は、従業員56人以上の民間企業に法定雇用率の達成を義務付けている。法定雇用率を達成した企業は3万2,891社で、達成率は45・5%。中小企業の障害者雇用率が低迷しており、特に従業員 100~299人の企業では、1・35%と最も低い。
2010年7月からは、未達成時に納付金を義務付けられる企業が、現在の従業員301人以上の企業から、 201人以上の企業に拡大される。
* 大卒の初任給
2009年11月26日 . カテゴリ ニュース.
2009年の大卒の初任給は19万8,800円(前年比0・1%増)だったことが、厚生労働省の調査で分かった。高卒は15万7,800円(前年比0・1%増)。
企業規模別の大卒の初任給は、従業員1,000人以上の企業では、20万400円で、前年から0・7%増加。従業員100~999人の企業は、19万9,100円(前年比0・2%減)、従業員10~99人企業は、19万2,600円(同0・9%減)。大企業と中小企業の賃金格差は、初任給の段階から広がりつつあるようだ。
産業別では、最も大卒初任給が高かったのは、情報通信業の21万900円。最も低かったのは、サービス業の18万8,000円。
* 年収800万円超の源泉徴収税額の比率、64%
2009年11月22日 . カテゴリ ニュース.
国税庁によると、2008年に年間給与が、800万円を超えた会社員が支払った源泉徴収税額は、合計 5兆4,964億円(全体の64・2%)となった。年間給与800万円超の会社員の数は、446万人で、給与所得者全体の9・7%(前年462万人、給与所得者全体の10%)に過ぎないが、税額では約2/3を占める。
年間給与800万円超の会社員の納税額の割合は、2004年の52・8%から4年連続して増加。2008年は、 2007年に比べて16万人減少したものの、納税額は約4,000億円増えている。年間給与2,500万円超の人数が、前年の11万人から12万1,000人に増えたことが要因だろう。
* 法人の申告漏れ、18%減
2009年11月17日 . カテゴリ ニュース.
国税庁によると、今年6月までの1年間(2008事務年度)に法人を対象に実施した税務調査で、申告漏れ総額が1兆3,255億円(前年度比18・5%減)となり、1986事務年度(1兆2,256億円)以来、22年ぶりの低水準になったらしい。
申告漏れ総額は2年連続で減少し、減少率は1999事務年度(34・2%)に次ぐ過去2番目の大きさで、追徴税額は3,272億円(同16・5%減)。調査対象法人約14万6,000件のうち、約10万6,000件で申告漏れとされ、約3万1,000件は、仮装や隠ぺいといった不正な経理と指摘された。
所得なしと申告した法人への調査は、約4万9,000件。うち申告漏れ件数は約3万4,000件と同で5・3%増えたが、調査後に黒字になった法人は約7,000件と同6・2%減。全体に占める割合は、14.1%(同16・0%)で、赤字を修正しても黒字にならない法人が結構あるということは、やはり経営環境は苦しいのだ。
国際取引に関する申告漏れ額も大きく減少。申告漏れ件数は893件と同2・6%増えたが、申告漏れ額は1,860億円と同55・5%減少。海外移転を防ぐ移転価格税制の適用を避ける「事前確認」が増え、同税制による申告漏れ額が270億円で、同84・1%の減少。企業としては、無駄な支出を抑えたいので、税務戦略は、ますます重要になるだろう。
* 法人税収5~6兆円に
2009年11月11日 . カテゴリ ニュース.
2009年度の法人税収が、例年の規模からほぼ半減し、5兆~6兆円にとどまる見通し。この額は、企業業績の悪化で、企業が納めすぎた税を払い戻す「還付金」が数兆円規模に膨らむのが原因で、1970年代以来の低水準。所得税収や消費税収も前年度を下回り、09年度の一般会計税収は30兆円台後半にとどまる見通し。
今年度上期(4月~9月)の法人税収は、企業への還付金が収入を上回ったようで、「還付超過」の規模は1兆円前後。財務省によると、年度半ばで還付が収入を上回る事態は過去に例がないそうだ。
企業は、前年度決算の実績を踏まえて、翌期の半ばに半分を前払いする。実際に決算を締め、前年度を大幅に下回ったりした場合は、納めすぎた分が国から還付される仕組みになっている。
今年度当初の法人税収見込み額は、10兆5,000億円で、財務省は、最終的な法人税収額は、5兆~6兆円にとどまると見積もっている。過去5年間の法人税収の毎年度平均は、12兆8,000億円なので、半分以下に落ち込むことになる。所得税も、前年同時期の実績を15%程度下回っている。
この結果、46兆円と見込んでいた一般会計税収は、30兆円台後半に落ち込む。政府は、税収の不足分を国債の追加発行で補う方針で、今年度の新規国債発行額は、当初予算では33兆円だったが、最終的には50兆円を超え、過去最大の発行額になる可能性がある。
* 住宅ローン、条件見直しの相談急増
2009年11月06日 . カテゴリ ニュース.
勤務先の業績悪化で収入が減り、住宅ローンの返済が困難になる人が目立ち始めた。返済期間を延長して、月々の負担を軽くするなど金融機関に契約条件の見直しを相談する人が増加。
国民生活センターによると、「勤務先に解雇され、住宅ローンを返せなくなった」といった住宅ローン関連の相談は4月以降、1,625件で、前年同期(1,112件)より約5割増。
金融機関へのアンケート結果では、87・8%が「景気低迷による延滞の増加を懸念している」と回答し、昨年73・5%、一昨年の52・7%に比べ急増。三菱東京UFJ銀行には4月以降、約2,200件の相談があり、春には、月に300件程度だったのが、最近は月500件程度に増えたという。担当者は、「リストラで職を失ったり、残業代やボーナスの減少で、返済期間を5年程度延長し、月々の支払額を減らすケースが多い」という。
日銀によると、民間金融機関の住宅ローン残高は8月末で約111兆円となり、貸し出し全体の4分の1。延滞が大きく増えれば、多額の損失が発生し、銀行の業績に大きく影響するため、各行は警戒を強めている。
* 13回忌
2009年11月05日 . カテゴリ 日記.
先日、亡き父の13回忌があった。生前の父は、会社を3つ経営し、市議会議員もこなしていた。亡くなった時には、市議会議長にも就いており、普段から睡眠時間が3時間なのに、さらに忙しくしていたのを覚えている。
父が亡くなってから、父のあだ名が「ダンプカー」だったということをいろんな人から聞いた。何か頼みごとをすると、すぐに、体格のよかった父が、もの凄い勢いで現れることから、こういうあだ名がついたらしい。
鉄人の父には、到底及ばないが、少しでも父に近付けるよう「軽トラック」ぐらいには、なりたいと思う。
* 特定扶養控除、給与所得控除の縮小検討
2009年11月02日 . カテゴリ ニュース.
政府税制調査会は、2010年度税制改正で所得税の控除制度を大幅に見直す検討に入った。一般の扶養控除に加え、16~22歳の高校・大学生らの子どもがいる場合に適用する「特定扶養控除」の額を縮小し、給与収入から一定額を差し引く「給与所得控除」にも上限額を設ける方向で調整するようだ。
政府は、所得税の課税について「控除から手当へ」という方針を掲げている。来年度から半額での支給が始まる子ども手当(1人当たり月13,000円)とのバランスから、所得金額から扶養親族1人あたり38万円を差し引く一般扶養控除を廃止する方針は固まっている。
特定扶養控除は、16~22歳の扶養親族1人あたり63万円を課税所得から差し引くことで、高校生や大学生の教育費負担を考慮して税を軽減する控除制度。だが、高校の授業料無償化が始まれば、高校生を抱える家庭は実質的に「二重取り」が可能となる。このため税制調査会は、子ども手当や高校無償化の設計と連動して控除見直しの詳細を詰める方針。
両扶養控除の見直しによって、扶養親族への手当などの恩恵が受けられない世帯では負担が増し、大学生や浪人生、成年の扶養家族がいる家庭では増税となる可能性が大。税制調査会では、このようなケースの負担緩和策も検討するようだ。
一般扶養は8,000億円、特定扶養は5,000億円の減収要因なので、見直しが実現すれば数千億円の財源を確保できる。民主党マニフェスト(政権公約)では、特定扶養は見直し対象に含めない方針を明記していたため、実現すれば、公約違反になるだろう。
一方、給与所得者の収入金額から一定額を差し引く給与所得控除については、収入金額2,000万円の控除額を目安に、ある程度上限を設けた方がいいとし、高額所得者に負担を求めていく方針。
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