相続税無申告932件

公開日 : 2012年11月22日


 今年6月までの1年間に実施した相続税の税務調査で、遺産を全く申告しない無申告事案が932件、金額合計1,213億円見つかり、件数と金額いずれも過去10年で最も多かったことが国税庁のまとめで分かった。同庁は「無申告は税の公平感を著しく損なう行為」として積極的に調査していく方針だそうだ。
 
 無申告事案の課税対象の遺産の平均額は8,609万円。同庁は加算税を含めて計85億円を追徴課税した。
 
 国税庁は全体で1万3,787件の実地調査を実施し、8割にあたる1万1,159件で計3,993億円の申告漏れを指摘。

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