「ミニ保険」1,000億円市場に

公開日 : 2019年8月18日


 「ミニ保険」の市場が拡大している。日本少額短期保険協会によると、2018年度の保険料収入は前年比12%増の1,032億円と初めて1,000億円を超えたようだ。スマートフォンで手軽に契約できる商品の投入などで若年層からの支持が高まっており、大手保険会社も参入し始めている。
 保険料の約7割を占めるのが賃借入居者向けなどの家財保険で、2018年度は8%増の683億円。伸び率が最も大きかったのは、ペットの病気やけがの費用を補償する保険で、25%増の164億円。
 ミニ保険は保険金額が最大1千万円に制限されている。保険料収入は損保の8兆円、生保の33兆円に比べるとまだまだ小さい。

税理士
西原 弘二

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