確定申告の納税額、3年連続増加 

公開日 : 2014年6月4日


 国税庁は、2013年分の所得税の確定申告状況を発表し、申告納税額はの2兆7,093億円(前年比12・8%増)となり、3年連続の増加。株式の譲渡所得が3倍以上に増加し、不動産などの譲渡所得も増加。

 申告所得額は38兆4,838億円(前年比11・1%増)。うち、株式などの譲渡所得が4兆8,357億円(前年比約3・3倍)で、不動産などの譲渡所得も3兆4,174億円(前年比11・8%増)となった。

 確定申告書を提出した人は0.4%減の2,143万人で5年連続で減少したが、納税額がある人は621万人で2年連続の増加。2013年分から始まった復興特別所得税(所得税に2.1%上乗せ)について確定申告全体の約2%にあたる約45万7千件で同税分の記載漏れがみられた。

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