金融機関ランキング 

公開日 : 2015年2月26日


 日本経済新聞社が三大都市圏の個人を対象に実施した第11回日経金融機関ランキング調査で、インターネット専業銀行のソニー銀行が顧客満足度で8年連続首位になった。イオン銀行が2位に浮上し、3位には2年連続で住信SBIネット銀行が入った。

 異業種から銀行業に進出した「新規参入行」ではこの3行以外にも5位にセブン銀行、8位に大和ネクスト銀行、10位にじぶん銀行が入った。

 調査は、首都圏、中京圏、近畿圏の男女を対象にインターネットで調査し、日ごろ利用している金融機関の満足度を聞き、4,540人から回答を得た。

 ソニー銀行は、外貨預金が500円から積み立てが可能な点や無料で利用できるATMの多さが好評。住信SBIネット銀行と大和ネクスト銀行は、系列の証券会社の証券口座と預金口座を一体的に利用できるサービスが高い評価を得た。

 イオン銀行は、全国のイオンモールなどにある約130の店舗は、基本的に午前9時から午後9時まで営業していて、年末年始や土日も含めて365日店舗を開いている。

 店内には無料のドリンクコーナーが設置されており、待合スペースも非常に広い。

 また、同行では、住宅ローンを借りた顧客向けにイオングループのスーパーでの買い物を5年間5%割り引くサービスも実施している。

 数々の独自サービスで存在感を示すのは岐阜県の大垣共立銀行で、ドライブスルー店舗や巡回営業する移動店舗など全国初の取り組みを次々に打ち出している。

(  )内は前回順位
1位(1位) :ソニー銀行
2位(6位) :イオン銀行
3位(3位) :住信SBIネット銀行
4位(4位) :大垣共立銀行
5位(1位) :セブン銀行
6位(10位):新生銀行
7位(5位) :埼玉りそな銀行
8位(13位):大和ネクスト銀行
9位(9位) :りそな銀行
10位(7位):じぶん銀行

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