不服審査請求、昨年度28%減

公開日 : 2015年7月2日


 課税処分を不服とする納税者が2014年度に取り消しを求めて国税不服審判所に
審査請求した件数は2,030件(前年度比28.9%減)で、調査を始めた1970年度以降で最少となったことが審判所のまとめで分かった。

 納税者は課税処分に不満がある場合、税務署に異議申し立てをし、さらに審判所への審査請求を経て裁判所へ訴える。2013年度に過去最少だった異議申し立て件数は 2,755件で同16.8%増。

 2014年度に処理された異議申し立ては、以前からの継続分も含め2,745件。

 このうち納税者の主張を認め、処分が一部でも取り消された割合は9.3%(256件)で同0.7%下がった。

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