脱税の摘発・告発

公開日 : 2015年7月18日


 国税庁は、2014年度に強制調査(査察)で摘発した脱税事件は180件(前年度比5件減)で、加算税を含む脱税総額は約149億円(同5億円増)だったと発表。悪質として検察庁に告発した件数は112件(同6件減)で、告発率は62.2%。摘発、告発件数はいずれも1970年度以降で過去2番目に低い数字。
 
 告発事件1件当たりの脱税額は1億1,000万円で、35年ぶりに1億円を下回った前年度から1,100万円増加。業種別では「不動産業」が16件で最も多く、「クラブ・バー」の10件、「建設業」の8件が続いた。

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