無申告者に対する調査が増加

公開日 : 2009年12月3日


 平成20年事務年度で、高額・悪質と見込まれた無申告者に対する実地調査が、9,245件          (前事務年度8,276件)行われた。1件当たりの申告漏れ所得金額は、1,573万円(同1,669万円)で、実施調査の1件当たりの申告漏れ所得金額887万円(同965万円)の2倍弱。

 最近では、海外取引やインターネット取引において、無申告となるケースが多い。海外取引に関しては、海外で発生する所得の申告漏れが多いようで、国外所得は申告する必要がないと思っている人が多いのだろう。

 海外取引を行っている者に対する実地調査件数は、3,858件(前事務年度3,103件)と4年連続で増加。  1件当たりの申告漏れ所得金額は、1,580万円(同2,267万円)となっている。

 インターネット取引を行っている者に対する実地調査件数は、2,771件(前事務年度3,122件)で、1件当たりの申告漏れ所得金額は1,137万円(同1,440万円)となっている。

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