個人向けの保険契約、1,000兆円割れ

公開日 : 2010年5月9日


 生命保険会社46社の個人向け保険の契約高が、2月末時点で、前年同月末比2・6%減の999兆2,426億円となり、約20年ぶりに1,000兆円を割り込んだ。
 

 生命保険協会によると、個人保険と個人年金保険の契約高(46社合計)は、1月末時点で1,000兆4,686億円だったが、2月末も死亡保険を含む個人保険の減少が続き、1989年12月末以来の1,000兆円割れとなった。
 

 契約高の内訳は、個人保険が前年同月末比4・1%減の905兆9,370億円。個人年金保険は4・8%増の93兆3,056億円。公的年金への不安から、個人年金保険の販売は伸びているようだ。

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