住宅ローン条件の変更42%増

公開日 : 2011年8月19日


 中小企業金融円滑化法に基づいて住宅ローンの利用者が、金融機関に返済条件の変更を申し込んだ件数は、2009年12月の同法施行から11年3月までの累計で16万7,554件。2010年9月末に比べて42%増えた。給与やボーナスなどの減少で、金利の減免や毎月の支払いの減額などを求める個人が増加している。
 
 中小企業金融円滑化法は、金融機関に対して中小企業や住宅ローンを抱える個人から条件変更の申請があれば応じる努力義務を課している。金融庁のまとめによると、申し込みに対して金融機関が条件変更に応じたのは12万5,721件。

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