昨年の民間平均給与412万円

公開日 : 2011年9月26日


 民間企業に勤める人が2010年に支給された平均給与は412万円で、前年を6万1,000円(1・5%)上回り、3年ぶりに増加したことが国税庁の調査で分かった。ただし、調査期間は東日本大震災前なので、回復基調が続くかどうかは不透明。
 
 調査は国税庁が民間企業約1万8,000社を抽出し、パートや派遣労働者を含む約26万人の給与から推計。給与の内訳は、給料・手当が1・2%増の353万9,000円、賞与が3・6%増の58万1,000円。
 
 業種別では「電気・ガス・熱供給・水道業」が前年比10・5%増の696万円でトップ、「金融業・保険業」が589万円で続いたが、前年比では5・8%減。民間企業に昨年1年間勤務した給与所得者の女性は1,823万人で、過去最多だそうだ。

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