世帯の金融資産1,209万円

公開日 : 2015年12月10日


 金融広報中央委員会は、2015年の「家計の金融行動に関する世論調査」を公表した。2人以上の世帯が保有する金融資産は前年比27万円多い平均1,209万円となり、リーマン・ショック直前の2007年以来8年ぶり高水準となった。前年から増加するのは2年連続。
 
 金融資産は運用や将来に備えて蓄えているものを集計し、日常的に出し入れする預貯金などは含まない。金融資産の保有目的では「老後の生活資金」が66・5%と3年連続で最多。「病気や災害への備え」が63・7%で続いた。
 
 一方、金融資産を「保有していない」と答えた世帯は全体の30・9%に上り、過去最高だった2013年(31・0%)に次ぐ高水準となった。

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