赤字企業、7年連続減少(30年4月30日)

公開日 : 2018年4月30日


 2016年度に決算期を迎えた国内企業のうち、赤字企業の割合は63.5%(2015年度比0.8%減)で、7年連続で減少したことが国税庁の調査でわかった。黒字企業の所得額は59兆4,612億円(同3.9%増)となり、2年連続で過去最高を更新した。
 
 赤字企業は約169万社(同0.1%減)、黒字企業は約97万社(同3.3%増)。
 
 業種別で見ると、最も赤字企業の割合が低かったのは運輸通信公益事業の57.5%で、建設業の57.6%、不動産業の60.1%が続いた。逆に赤字企業の割合が最も高かったのは、出版印刷業の75.8%で、繊維工業の74.5%、料理飲食旅館業の73.8%が続いた。

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